【出演】
Dr.マキダシ(精神科医、ラッパー、怪談師)
佐伯つばさ(公認心理師/臨床心理士、怪談師)
【MC】
高田公太(作家)
「怪談と心FINAL──漂う心たち」
トークイベント「怪談と心」の最終回。
精神科医のDr.マキダシと公認心理師/臨床心理士の佐伯つばさ、怪談作家の高田公太が
「怪談と心」に関して精神医学、心理学的見地からディスカッションする。
ファイナルとなる今回は副題「漂う心」。怪談から読み取れる「精神」「心理」にフォーカスをあて、「ヒトとは何か、お化けとは何か」を追求する。
【演者プロフィール】
■Dr.マキダシ(どくたー・まきだし)
青森県青森市出身。現役精神科医であり、ラッパー、そして怪談・人間奇譚の蒐集家と、三足の草鞋でせわしない生活を送る。精神医学の最前線で医師として社会との接点を持ちつつも、ヒップホップカルチャーや怪談蒐集を通して医療者の視点からは見えづらい社会の歪みと向き合う。多岐にわたる活動に共通したテーマは「感情を揺さぶる言語表現とコミュニティヘルス」主な共著に『恐の家族』、『病院の怖い話』(竹書房)など。
■佐伯つばさ(さえき・つばさ)
現役の公認心理師/臨床心理士。大学での教育活動を主とし、医療現場での臨床業務にも従事する。幼少期より怪談に興味を持ち、取材、収集を始める。「怪談最恐戦2022」にて語り手としてデビュー。以降、怪談イベントなどで「心理学で怪談をより面白く」をテーマに怪談と心理学の共存を目指して活動している。
■高田公太(たかだ・こうた)
実話怪談「恐怖箱」シリーズの執筆メンバーで、元・新聞記者。主な著作に『恐怖箱 青森乃怪』『恐怖箱 怪談恐山』、編著者として自身が企画立案した『実話奇彩 怪談散華』、その他共著に『奥羽怪談』『青森怪談 弘前乃怪』『東北巡霊 怪の細道』、加藤一、神沼三平太、ねこや堂との共著で100話の怪を綴る「恐怖箱 百式」シリーズ(以上、竹書房)などがある。近作は鶴乃大助との共著「青森の怖い話」。