仏教の冷たさキリスト教の危うさ ネルケ無方 2016年

仏教の冷たさキリスト教の危うさ ネルケ無方 2016年

一神教はなぜ争うのか?
「悟り」「執着」とは何か?
ドイツ人禅僧が教える、日本人のための宗教原論。
「家族を捨て、悟りを開いたブッダは、実は冷たい人だったのではないか?」
「愛を説くキリスト教徒は、なぜ戦争ばかりしているのか?」
この、多くの日本人が持つ“疑問"に対して、ドイツ人禅僧である著者が「仏教」と「キリスト教」を対比させながらひとつの答えを出す―。
「仏教」と「キリスト」教の違いが一読でわかる!
現・曹洞宗の住職で、元・キリスト教徒(プロテスタント)による、異色の比較宗教学。
■ イエスの「愛」とブッダの「慈悲」
■ 「宗教心」の強い人ほど、「善悪」にこだわる
■ 人はなぜ「宗教」を必要とするのか
■ パウロの新しい発想
■ 「菩提心」と「終末論」
■ マルクスが夢見た「共産主義社会」
■ 仏教とキリスト教の「左派」と「右派」
■ 「宗教のイオイ」のしない宗教 他

ネルケ 無方(ネルケ むほう、1968年3月1日 - )は、ドイツ生まれの曹洞宗の僧侶である。2002年から2020年まで曹洞宗・安泰寺の住職を務めた。俗名はイェンス・オラフ・クリスティアン・ネルケ。

ドイツの牧師を祖父に持つ家庭に生まれる。7歳で母を亡くす。キリスト教主義学校の高校在学時に坐禅と出合い、将来は日本で禅僧になろうと夢を抱く。

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