こーぼーくんと通読併読師団
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【中るも】易経【八卦】

【中るも】易経【八卦】
「易経」
 高田真治・後藤基巳 訳
 岩波文庫

副読本
「易経」
 三浦國雄
 東洋書院

※読書百遍…まさに実感した。白紙の状態から初めて、少し読み方がわかってきた。

※そのため、最初のほうは読みが滅茶苦茶で、単純な錯誤や読み方が一定していない部分が多々ある。
(特に、繋辞上伝・下伝、説卦伝・序卦伝・雑卦伝・解説)

※八卦の読み方さえ怪しかった。とにかくひどい。64卦の本文はいくらかマシ。
・最終的には乾(けん)兌(だ)離(り)震(しん)巽(そん)坎(かん)艮(ごん)坤(こん)…秘鍵で出てきたときの読みと同じに統一。
・乾(けん)←乾坤の時はケンだけど、乾燥のカンだよなぁ…普通は。
・坎(かん)←ケンと誤読したり。コンという読みは間違いではない。
・巽(そん)←サンと誤読したかも。
・亨(こう)←ホウと振ってある箇所あり(烹ならホウまたはヒョウ)。訓は「とおる」(「うける」もあり)。享(キョウ)と誤読した箇所あり。(享(きょう)はコウ、「すすめ」「うける」)
・占例の解説の読み上げで、理解が全くできていないため、誤読しまくり。

※副読本の占例を見るに、バーナム効果というか、どんな占断をも導き得るのではないかと思えてしまう。だからこそ、複雑に絡み合った事象と全ての可能性の中からどこをどう切り取るのか、填めるのか、逆に興味深い。

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