いるか族と共に、“あくあ”という惑星に移住してからし

いるか族と共に、“あくあ”という惑星に移住してからしばらくが経った。

私はさいきっく吉田杏仁。

すぺーすころにーでの旅は、多くのすたーそるじゃー達が星となり、とても長く、辛く、くらいーーーーーーーーーものであった…。
私もその時に“かりう”を投げつけられ、現に今、躰の一部が星化したままである。

だが、この惑星での生活もだいぶ慣れ、人々は平和を取り戻し、安寧の日々を送りつつあった。


しかし最近、この惑星を賑わせる気になる情報が入ってきたのだ。

いるかりーだーの話によると、惑星探査れーだーが、1光年先に光子力宇宙母船「アルカノイド」と思しき物体を捉えたという。
さらに、どうやらそのアルカノイドが、何者かに攻撃を受けているというのだ…。

私はその正体を突き止めるべく、惑星調査兵団として再びすぺーすころにーに乗り、アルカノイドへ向かった。


たどり着いたアルカノイドで私が見たものは、、、「DOH(ドゥ)」と名乗る謎の次元要塞から砲撃を受けている姿であったのだ!

何故…?

その実態を探るため、私はアルカノイドに乗り込む決意をした。
その時、同じく惑星調査兵団であり、さいきっく仲間でもあるみなみは、両手を広げ、私が行くことを阻止しようとしてくれた。
だが、「万が一、俺が星になった場合、、、お前は、その“星をみるひと”になってくれ…」そうみなみに言い残して、私は単身アルカノイドへ乗り込んだのであった。

星になった、すたーそるじゃー達の想いを胸に…。



【次回予告】

アルカノイドへ乗り込んだ杏仁は、砲撃に備え避難している人々の姿を目撃した。

船内には万一の事態を想定し、スペースクラフト「バウス」を数台用意していたが、時空要塞DOHにはあまりにも謎が多すぎる、、、還ってこれる保証は無い…。
だがこのままではアルカノイドまで…。

杏仁はアルカノイド砲撃の謎を探るべく、数人の調査兵団と共に、謎の時空要塞DOHに向けバウスを発進させる決意をした。

その時、彼女のあいねから一本の無線連絡が…。
「お願い、死なないで杏仁! あんたが今ここで倒れたら、しばさんやみさとの約束はどうなっちゃうの? ひっと力はまだ残ってる。ここを耐えれば、DOHに勝てるんだから!」


次回、アルカノイドⅡ、第1話。 「杏仁、星になる」
11/16(金)17時より、バウススタンバイ!

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